【智頭病院小児科医の書庫 】
● 2020/10/22 朝7時のニュースで・・・ 出勤前で冒頭のみ:ネットで確認し、自身の備忘録として下記を残した。
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● マスクの効果については、以前から知られている通りの結果だったとの自己評価です。
“3密”が避けられない時に、マスクの限界を知った上で、適切に着用することが原則です。自身、列車通勤ですが、車両入り口から乗客の動きが最少になる奥(その奥には乗降口がない奥)まで、15秒弱の間、息を止めて歩いています。勿論、多くない乗客はマスクを着用ないし顎マスク、(マスク休憩?)無着用ですが、咳をするシーンを体験していません。
● 感染者がウイルスを飛散する機会は、咳の際と、高熱(ウイルス血症)の際です。
ウイルス血症の際は、咳をしていなくてもウイルスを飛散させています。インフルエンザなど、呼吸器系のウイルス感染症に共通することです。幸い、高熱患者は、(犯罪行為を除き、)一般社会生活の場に出ないはずです。例外は、長時間に及ぶ国際線の航空機!
● 昨今、多種多様なフェイスシールドを着用している人を見かけますが、感染症対策の観点では無効です。活用するなら、サージカルマスクを併用する際でしょう。ただし、健康なホテルやレストラン従業員がマスクとフェイスシールドを併用している様子をTV等で見ますが、後者は無用です。単に「感染対策をしっかりしているよ」とのムード・雰囲気を漂わせる程度です。
* 小生がフェイスシールドを作成したのは、専門学校の講義の際、学生は世の流れの中でマスクを(適当に、いい加減に、不十分に)装着しているでしょうから、小生はせめて飛沫を飛ばさないようにとの配慮からです。マスクは小生の口元を覆い隠すので、講義の支障になります。
同様に、外来診療の際も、単に格好つけ、お遊び感覚で、フェイスシールドを着用することはあり得ます。が、ほぼ未着用です。多種多様な病原微生物を、診療を通じて浴びますが、生ワクチン効果に留めています顔面、鼻孔有毛部、ノドのケアは必要時実施しています。結果、インフルエンザを含め、市中感染症での発熱は・・・:記憶にない。少なくとも医師になってからは皆無です。(ノドのいがらっぽさ等があって、痰を出す際の)咳嗽はあり得ますが、大半は我慢し、飲水等で処理しています。2020/10/22 up
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