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 智頭町向けの資料です。

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新型コロナワクチン接種について

智頭病院小児科 大谷恭一
(智頭小・中学校の学校医)

こんにちは! 智頭町でも12歳以上18歳を含んで、新型コロナワクチン集団接種が行われます。
 A日程 : 7月10日(土)、7月31日(土)
 B日程 : 8月  8日(日)、8月29日(日)

全日程に接種医として、大谷が参加します。 私事、
智頭町の12~18歳の全ての子どもたちに自身が接種したい心からの願いがあります。

自身は、痛みを知る願いから、自己接種をしました。
右手で左肩に(2回目は左手で右肩に)ストンとネ♪(
本頁末尾 
★ 参照)

なお、智頭病院での接種は月~金の全てを(健診等で不在になる時間帯を除き)大谷が担っています。

6月25日(金)現在で、延べ1,500人以上の高齢者に接種(智頭町の集団接種での接種を加えると、延べ1,700人近くの町民に接種)をしました。「痛くない」「速い」と、笑顔での高評価を得ています。

安心で安全な接種(筋肉注射)にはコツがあります。

笑顔で応接し、心をリラックスし、両手を下げ、力を抜いてもらいます。スナップを効かせて、ストンと刺入します。緊張を除くことで、注射液は抵抗感なく、圧をかけずに、スッと入ります。
勿論、注射をした夜頃から、接種部位の硬結感・ダルサ・痛み等を呈しますが、これらは“副反応”ではなく、注射による“免疫反応・効果”です。痛み等は一過性(個人差があり、半日~数日程度)です。

また、副反応である注射後30分以内のアナフィラキシーは、約20万接種に1回程度$1 と分かっています。一方、若い人たちでは、“フワーッ”となり、稀にはしゃがみ込む反応をする例もあり得ます。一過性失神発作で、若い人に多いです。体を横たえて、足を高く保つ(大脳への血流を増やす)ことで、直意識が戻り、顔色も良くなります。

失神発作を避け、安心・安全の接種を行うために、大谷が自ら注射をしたい、心からの願いがあります。なお、大谷は智頭病院に(鳥取県立中央病院から)異動し、11月には19年目となります。つまり、12~18歳の方は、赤ちゃんの時から成育を見守り、支援してきたのです。
新型コロナワクチン接種の際には、笑顔での再会を楽しみにしています。

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新型コロナ感染症になると、軽症でも、味覚・嗅覚異常が残る、頭髪が多く抜ける、階段・坂を上ると息苦しい(肺後遺症)など$2、人生の質が低下する心配があります。勿論、家族・友達にうつさないことや、心の開放感を得る等、心身の健康を高める上でも大切なワクチン接種だと、大谷は評価しています。

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新型コロナワクチン接種は、国の施策で無料ですが、任意接種であり、接種は自由意志です。
智頭町での接種は福祉課が担っています。小生は、智頭町の方々に奉仕する立場・職責です。

なお、接種医は智頭病院医師2名体制です。  以上、自身の姿勢をお示ししました。 2021/6/28 記

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